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地域福祉の拠点「希望の家コミュニティプラザ」いよいよ着工

 希望の家が宝塚市内で身体障害者の福祉事業を開始し、今年で63年目を迎えました。
 
 我が国においては少子高齢化と人口減少が急激に進む中、地域社会の貧困・格差・社会的孤立や社会的排除が深刻化しています。
 このような社会情勢から国は、「支える側」と「支えられる側」という従来の福祉の枠を超えて、人と人、人と社会がつながり、助け合う「地域共生社会の実現」に向けた取り組みを進めています。
 
 希望の家では創設60周年を機に第1期中長期計画を策定し、その中で「希望の家コミュニティプラザ」 (以下「プラザ」 )を整備する構想を立案しました。

 この計画は、「地域共生社会の実現」に法人として参画し、「プラザ」を逆瀬川(宝塚市伊孑志3丁目 逆瀬川駅から宝塚市役所へ向かう途中(通称市役所通り)に面した場所:イメージ図参照)に整備して次の3つの機能をそこに備えることにより、地域における包括的な福祉支援を地域住民と関係者の連携によって展開するものです。
 3つの機能とは、①地域の多様な相談を包括的に受け止め、横断的・重層的な相談支援体制の構築、②地域住民・福祉関係者、当事者などの様々な人が気軽に集い、参画できる空間の創設、③法人が逆瀬川エリアで設置する既存の障害者相談支援事業所や放課後等デイサービス事業などの6つの障害者・児福祉事業の統合と事業の有機的な連携と効率的な事業運営です。
 
 また、この「プラザ」には、地下に防音設備と最新の音響設備を備えた「マルチセッションルーム」を設置し、コンサートや福祉セミナー、ミニシアターなどを通じて多くの方が集える場といたします。 
法人では、整備計画は、1月中に着工し令和5年8月の竣工を目ざしています。